こんにちは。ばなおの妻、ばなみです。
以前、ばなおが 【無痛分娩】お腹を痛めないといけないの?母体の健康も大事だよ で無痛分娩についてお話ししていました。
今回は実際の出産方法の選択、入院決定までの流れについて体験談を紹介していこうと思います。
私自身、初産で入院までの準備や心構えする際に情報が欲しく、あらゆる実体験談を参考にしようとしてきました。
しかし、慶応義塾大学病院での出産体験談が非常に少なく、産後はこういった情報を発信したいと思っていました。
産院探しで悩まれている方、慶応義塾大学病院で出産を検討されている方、無痛分娩に興味がある方など、出産に関する情報収集のお役に立てたら嬉しいです。
実際の入院中のレポートや出産費用については別途記事をアップいたします。
※なお、こちらの記事は実体験ではありますが、時期によって方針などは変わる可能性があります最新の情報については直接病院へご確認ください
「実体験談を知りたい!」
「慶應義塾大学病院はどうして産院に選んだの?」
「出産までに決めていくことはどんなこと?」
「無痛分娩はどう決めたの?途中で変更できるの?」
など気になる方は見て行ってね。
妊娠7週目 妊娠確定診断 その後必要なもの
私が妊娠の確定診断を受けたのは慶應義塾大学病院でした。
もともとこちらの病院にはお世話になっており、ご縁あり産婦人科にも通院をしていました。
そんな時妊娠が発覚し(妊娠検査薬を妊娠5週目で使用し陽性)、
定期受診日に確定診断を受けました。(妊娠7週目)
確定診断を受けた日には次回予約日を決定し、次回予約日までに可能であればやっておくことを主治医よりお話がありました。
保健相談所に行って妊娠確定診断を受けた旨を伝え、
「母子手帳」「妊婦健康検査受診票」「マタニティマーク」をもらうこと。(実際保健所に行ったのも7週目)
私の場合は病院から妊娠届などの書類はなく、保健相談所に行って口頭で妊娠の診断を受けた旨を伝えたら妊娠届出書を記載するよう保健相談所の方が準備してくださり、記入後は手続してもらえました。
病院の診察券と運転免許証は本人確認のため提示しましたが、念のため持参したエコー写真は提示することはなかったです。
慶應義塾大学病院の場合、母子手帳を病院で使用するのは中期に入った頃でしたが、受診票は次回よりすぐに使用できるものだからもらった方が良いことを主治医より教えてもらっていたのですぐに手続きできてよかったです。
地域や時期により制度は異なるかもしれませんが、受診票は基本的な妊婦健診費用やいくつかの検査費用が無料になるため、金銭面での自己負担がかなり軽くなります。
(別途、主治医が必要と判断した検査や受診、投薬などについては費用はかかります)
確定診断を受けた時点で母子手帳はもらえるか確認し、早めに保健相談所や役所で手続きをましょう!
(妊娠初期は外見では”妊婦”と思われないため、マタニティマークがあってよかったです)
妊娠8週目 入院申し込み
入院申し込みはすぐに行うよう医師より話しがあり、妊娠8週目で行いました。
妊娠確定診断後、初の受診でした。
また、この日に助産師さんに初めてお会いしました。
まずテキストを渡されました。
そして、次回健診前後で助産師とのオンライ面談を行うため、事前に記載しておく資料が配布され、オンライン面談の予約を取りました。特段指導はなく説明の時間という印象でした。
妊娠9週目 無痛分娩か自然分娩か
妊娠確定診断後から初めての妊婦健診日(妊娠9週目)。
この日、「どこで出産するか」「無痛分娩はやりたいか」「主治医を変更するか」の3点を聞かれました。
正直、この前妊娠がわかったばかりだったので『もう出産のこと決めるの!?はやくない!?』って感じでした(笑)
主治医によると
・「どこで出産するか」
→この病院で出産しない場合は余裕をもって病院選びができる段階だから早めに提案した。
・「無痛分娩はやりたいか」
→慶應義塾大学病院は、無痛分娩の予約枠が1日12枠くらい。
この日の段階で、私はもう11番目…。
早く決めないと無痛分娩の選択肢はなくなる!みたいな感じでした。
(皆さま、早すぎませんか? え、私が遅いのかい?)
・「主治医は変更するか」
→もともと妊婦健診の枠を設けている医師は別にいるため、現状の主治医でなくチェンジすることが出来る。
妊婦健診の枠が多い方が希望の日時で次回以降予約が取れるので患者の負担が軽くなるのではないか。
このような考えが先生の中ではあったそうです。
私の回答としては、慶應義塾大学病院のこの先生で出産まで診ていてもらいたい!という思いがすでにあったので出産場所と主治医の件はほぼ即決でした。
問題は分娩方法。
無痛分娩…こんなに早く決断しないといかんのか…。
内心、
一生に一度かもしれない自然分娩の痛みも味わってみたいが、無痛分娩で体力や気力に余裕をもって出産することで家族で出産の喜びを分かち合いたい…
でもお金かかるしなぁ…いくらかなぁ…
この時は本当に決められませんでした。
今予約しておけば無痛分娩ができる保証はあるけど、
ここで予約しないと無痛分娩はここではできないと思った方がいいよ。
ここで予約した後に、やっぱり自然分娩がいいって気持ちが変わったら予約はキャンセルできるんですか?
陣痛も体験してみたいとか思っちゃうんですよね…。
無痛分娩、やっぱりやーめた!って気持ちが変わったらやめることは今後できるよ。
ただ、無痛分娩してる人としない人では体力も精神的な余裕もかなり違うよ。
無理して辛い経験するよりは、無事に安心して出産に臨めるから私はお勧めするよ。
ちなみに陣痛が来ないと無痛も始められないから少なくとも陣痛は経験できるよ。
主治医との相談でなんとかこの日は無痛分娩の予約をとることを決めましたが、
費用面や周囲の反応などを気にしており予約後も無痛分娩についてはモヤモヤ悩む日が続きました。
妊娠13週目 助産師さんとオンライン面談
●妊娠13週目●
無痛分娩に関係なく、慶應義塾大学病院では助産師さんとの面談がオンラインであります。
特別、助産師さんから無痛分娩について話をしてくることはなく、
最後に「何か気になる事はありますか?」と聞いてくれました。
私はこの面談時、妊娠悪阻が酷かったため悪阻についての質問ばかりしてしまい、無痛分娩についての話は聞くことは出来ませんでした。
ちなみに、私の時は感染対策でオンライ面談であっただけで、以前は集団教室での院内開催であったそうです。
妊娠34週目 出産日は決めて入院 計画無痛分娩
●妊娠33週目●
あと1カ月半くらいで出産予定日なんだよね…。
そろそろ入院の流れとか知りたいなぁ…。
ずっと考えていたけど、無通分娩ってどうやって入院するんだ…!?
陣痛が来たらいつでも無痛にしてもらえる状況?でも、予約制って言ってたしなぁ…
促進剤の使用があるってことは予定入院なのか??
「入院日、妊娠36週目くらいになったら予定決められるよ」と言われました。
あ、予定入院パターン?
この時点で入院日が決められない理由を聞いたところ「無痛分娩の予約順番が12番中11番目だから」とのことでした。
前の10人以上の予定が決まらないと、私も決められないらしい…。
●妊娠34週目●
入院日決定。
主治医が機転を利かせてくれ、予定より早めに入院日を決めることが出来ました。
次回の健診時に入院の案内や病棟の案内などやってくれると説明を受けました。
妊娠36週目 無痛分娩に向けての準備 最終決定
●妊娠35週目●
無痛分娩のための事前検査。
健診後、採血とレントゲン撮影実施。
●妊娠36週目●
入院の説明を受けました。
病棟の案内はなかったが、入院するまでの当日のざっくりした流れを説明してもらいました。
正確な入院時間については、入院予定日の前日に病院から電話でアナウンスがあるとのことでした。
●妊娠37週目●
この時まで(最後の健診日まで)に「無痛分娩をしたくない」意思がある場合は伝えるよう言われていました。
なんだかんだ、ぎりぎりまで悩んだのですが…。
実は、夫ばなおからの発言で決断することが出来ました。
「無痛分娩、今後もお金かかるし出産もかなり高額だし…とか悩んできちゃった…」
「俺だったら痛いの嫌だから、お金かけて解決するなら絶対無痛分娩にするけどな。」
「悪阻もそうだけど出産も代わりにやってあげられないからさ、ばなみが後悔しない出産にしてほしいな。」
「日本が無痛やらなさすぎるんだよ、費用もかかるし理解も少ないと思う。」
即答でした。
あ…
私もばなおの立場なら同じように言いそうだな…
後悔しない出産
これ、大事なことですね
そして…迷った時は、やらない後悔よりやった後悔のほうがいい
これまでデメリットばかり天秤にかけていましたが
その瞬間、メリットを天秤にかけました
自然分娩→出産の痛みを経験できる、費用を安くする
無痛分娩→痛くない、計画出産だから夫が立ち会える、みんなで出産の喜びを分かち合える、産後の回復がはやい、無痛分娩への偏見をなくしていきたい
無痛分娩 やろう
妊娠38週目 入院前日の確認
●妊娠38週目●
入院の前日
午前11時台に病院の入院係の方から電話がありました。
・午後入院となります(13:30)
・昼食は済ませてから来院してください
・感染対策の為マスク着用
・荷物運びが必要であれば、病棟手前のラウンジまで家族一人のみ同伴OK
・他の家族は受付フロアで待機(病棟には行けないが院内の外来エリアやコンビニなどの施設にいるのはOK)
そして、入院当日
予定通り入院することができました。
まとめ
・慶應義塾大学病院で無痛分娩を選択してよかったと思います。
主治医との信頼関係がすでに築けていたこともあり、何でも相談でき、無痛分娩にするかどうか判断をぎりぎりまで待ってもらえたことは良かったと思います。
(実際は予約しておいてキャンセルするかどうかですが)
・当り前ですが、無痛分娩を希望していても突然の破水や緊急帝王切開が必要になるケースはあるため、確実に無痛分娩にしてもらえるわけではありません。
現に、私が入院中だけでも同時期に帝王切開で出産された方が数名、無痛分娩の予定だったが破水して無痛分娩は出来なかった…とお話しされていました。
・無痛分娩を他の産院で経験した友人に聞くと、基本的には予定日を決め入院をし促進剤で様子を見ていく流れは同じとのことでした。
しかし、産院によっては無痛分娩を対応している時間帯や予約枠数も異なるそうです。
もっと幅広く時間枠を設けているところもあるようですが直近で私の周りにはそういった経験をされた方はいませんでした。
・慶應義塾大学病院での無痛分娩を決断する際に感じたことは、
良かった点:出産日がほぼ確定なので立ち合いの心構えや準備が多少できたこと
感染対策により「パートナー1名のみ立ち合い可」でしたので事前の健康チェックシートの提出や当日に検温して問題ないことなどが条件ではありましたが、出産時は同室内で過ごせます。
改善してほしい点:もう少し早めの段階で入院全体の流れについて説明してくれるとありがたい
無痛分娩の場合、どのように入院し出産に至るかこちらから質問しないと直前まで詳細は説明されませんでした。
(同意書に無痛分娩の方法やリスクは記載はされていましたが、入院までの流れは直前まで説明がなかったため少々不安でした)
この時の私は、無痛分娩の予約が早かっただけに、無痛分娩の入院に関する説明も早めにしてもらえると期待してしまったのかもしれません。
早めに知りたい方でなければ気になる部分ではないと思いますが、「無痛分娩予定の方向けの入院までのマニュアル」として予約の段階で説明をするなどの改善がされてきているとさらに安心かな?と思いました。
不安であれば病院スタッフに都度都度確認する方がいいと思います。
最後に、これから出産を控えている皆様
後悔しない出産ができる事を心よりお祈りしています。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
いかがでしたか?
今後は【慶應義塾大学病院の無痛分娩】出産レポートとして、出産までの準備編、当日スケジュール編、費用編、食事編…などをアップしていきたいと思います。
気になる方は他の記事もご覧ください。
ではまた!
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