【つわりキツすぎ】出産時1kgしか増えなかった妻

妊娠

こんにちは!どうもばなおです。

妊娠してから出産までの期間で1kgしか増えなかった妻のつわり。

それをそばで見てきた男の気持ちを書きます。

参考になれば嬉しいです。

最初は小さな違和感があった

ばなおは無事?にプロポーズを済ませて、両家の顔合わせの食事会を行った時の話です。

妻は珍しく好物の鰻を残していました。いつもは食い意地が張っているので本当に珍しいです。

なんて思ったのもつかの間で、

どこに新婚旅行するか計画立てないとなぁ~

今度は何して遊ぼうかな

これからの順風満帆な新婚生活を楽しみにしていました。

それから幾ばくかの時を経て、役所に婚姻届けを出して、入籍を済ませました。

記念におしゃれなフレンチのコースを食べに行く予定でした。

椅子を引いてくれるようなお店で、ナイフとフォーク使うのなんて久々です。

しかし、妻はなんだか熱っぽそうだし、食べれないものが多かったです。

んー、不思議だなぁなんてと思っていると妊娠発覚。

詳しいことはこの記事に乗ってます。

【想像もしていなかった】妻、妊娠発覚までの軌跡 夫視点

妊娠発覚してからの変化

妻はいつも通り元気でした。

だけど、月日が流れるごとに気持ち悪さが続き、段々と食べられないものが増えていきました。

サンドイッチなどの軽食は食べることが出来ていたし、仕事にも行っていました。

ただ、日に日に食べる量も減り、元気な時間が少なくなっていきました。

これらの原因は妊娠による悪阻(つわり)によるものでした。

つわりってお米のにおいがダメとか、たまに「うっ」て気持ち悪くなるくらいじゃないの?

ばなおはそれくらいの認識でいました。

が、全然違いました。動けなくなる程に衰弱します。そんなに悪阻って重いんです。

異常だと思った私は尚も出勤し続けようとする妻を説得し、仕事を休職することになりました。

ここからは大変な日々が続きました。

妻は動くのも億劫になっていました。

頑張っていかないとトイレにいけないくらいです。

お風呂なんて何日かに一度は入れればよい方でした。

よだれ対策のタオルと、吐くための桶を抱いて、寝床で過ごす日々。

食事もほとんど摂れないようでした。

フルーツゼリー、パインアメ、わらびもち、なるべく栄養価の高いものをとれるようにとメイバランスやカロリーメイトも買ってみました。

食べづわりって空腹じゃなきゃ大丈夫ってネットには書いてあるけど、全然食べれなかったです。

とにかく、仕事をなるべく早く終えて、買い物して食べれそうなものを買って帰ります。

辛い物が食べられそうだと聞けば、すぐに買いに行ったし、栄養が取れるように野菜を煮込んでそのスープでお粥作ってみたりした。だけど、結局、私一人で食事をすることが殆どでした。

自分のにおいが臭いから早くシャワーを浴びてて、お米も匂いがしないように、喚起しながら炊く。料理も香らないように気を使いながら、特に、油は残るから、肉を料理したらするに洗って、排水溝も素早く清掃する。食事の提供するときは先に白米をある程度冷ましてにおわないように準備した。

元気がないため、会話らしい会話は難しくなっていた。私が傍にいるとにおいで気持ち悪くなる。

存在そのものを拒絶されている、そんな気分になった。

そんな事はないと自分に言い聞かせる。分かっているけれど、全身に重りを着けられたような心苦しさがあった。

一番つらいのはお腹に赤ちゃんを宿してる妻なのに。

元々華奢だった体はより細くなっていった。40㎏だった体重は35~36㎏にまで減っていた。

病院に入れてあげたかった。

点滴でもなんでもいいから、水分と栄養入れて元気になってほしかった。

妻は、過去に精神的な病気を患って入院した経験から、トラウマがあり、どうしても入院することは出来なかった。

変われるなら変わりたかったし、出来る事はなんでもした。

時間が過ぎていくのを待つだけの日々、母子ともに無事であることを願うだけだった。

そんな私たちの心の救いは産婦人科の医師の言葉だった。

お腹の中の蓄えてた栄養で赤ちゃんは育つよ、と明るく伝えてくれた。

そして、もう一つの希望はお腹の中の子のお陰だった。

初めてエコーで見たうちの子は丸っこいだけの何かだった。

2間後の診察では人っぽい形になっていた。見ていると手足が動いた。応援しているように見えた。元気をもらえた。妻と顔を見合わせて頷きあった。子供だって頑張って大きくなってるんだ。

再び頑張ることを誓う

それから私は色んなことを調べました。つわりの種類や対策、どのくらいの期間なのか、他の人の経験談などなど・・・結果、人によって千差万別なことが分かりました。

自分の認識とこれから変えたことを書きます。

とにかくあらゆる体調不良が起きます。基本的には赤ちゃんは蓄えた栄養で生きていけるので、過度な心配はしない。

栄養のあるものをとる。とかは気にしないで食べれるもの食べるようにする。

また、5%以上の体重減少には気を付ける。

実際に5%超えたらではなく、体重の減少が見られたら病院に相談しましょう。

通院での点滴も行っているそうです。血管からで良いので栄養を取りましょう。

大体の方は16週までには落ち着くそうです。

うちの場合は22~23週まで続きましたがいつか終わりがあります。

※稀に出産直前まで悪阻の人もいるようです。

今回、嫌だからと入院させないことは失敗でした。しっかりと医療の現場で治療してもらうことが大切です。

高額療養費制度もあるので、妊娠悪阻と診断がもらえれば、入院費用がどれだけかかっても月10万で済むので、母子ともに危険な状態にならないようにしましょう。

気になる費用については ほけんROOM に詳しく載ってます

妊娠悪阻については下記に抜粋しました 引用 :ムーニーより

つわりが悪化して、栄養代謝障害が起こると「妊娠悪阻」に

吐き気がおさまらない「吐きづわり」、お腹がすくと気分が悪くなる「食べづわり」、ニオイに敏感になる「においづわり」、だるくて眠い「眠気づわり」、唾液が増える「よだれづわり」……。

こうしたつわりを、妊婦の約半数~8割が経験します。

「つわりは、早い人で妊娠の4、5週から始まりますが、16週ごろまでにほとんど自然に治ります。出産まで続いたという人もいますが、それは大きくなった子宮が胃を圧迫するなど、別の問題。ほかの病気も含めて考えなくてはいけません」と産婦人科医の中井章人先生。

つわりが悪化して、1日に何度も何度も吐いて口から栄養をとることができなくなり、脱水症状を起こし、体重が減ってきたら、「妊娠悪阻(にんしんおそ)」が心配されます。全妊婦の1~2%に起こる病気です。

「つわり」と「妊娠悪阻」の境目はどこにあるの?

つわりが妊娠悪阻に進行しているかどうか、次の3つが目安になります。

  • 口から栄養や水分がとれていない
  • 体重が妊娠前より5%以上減っている
  • 尿中のケトン体が陽性

「人間が一時的に貯蔵しているエネルギーは1日ちょっと分くらいしかありません。ですから、口から栄養がとれなくなると、今度は肝臓や筋肉、皮下脂肪に貯めた糖質や脂肪をエネルギーとして使い始めます。そのときの過程で肝臓でケトン体ができ、やがて尿にも出てくるのです。ケトン体が出たということは、体が飢餓状態になっているということなのです」(中井先生)

5%の体重減少というのは、診断の根拠となる数字ではなく、治療の目安。たとえば妊娠前に50キロだった人が、妊娠してから2.5キロも減ったのでは問題がある、入院治療を検討する、という目安だそうです。

「5%減までは医者にかからなくてだいじょうぶ、という数字ではありませんよ。それより早く病院に相談して、入院しないですむようにして欲しいのです」

妊娠悪阻が進み、血液中や尿中のケトン体が高濃度になることをケトーシスといい、血液のpH(ペーハー)が下がって、血液が酸性の状態(代謝性アシドーシス)を引き起こします。その結果、肝機能障害、多臓器不全となって、脳障害が起こり、生命の危機に陥ることもあるのです。

ビタミンB1欠乏による脳障害(ウェルニッケ脳症)になると、時間や場所を認識できなくなったり、健忘症になったり、せん妄や幻覚が起きたり、作り話をしたり…。ここまでくると、完治は難しく生涯にわたる深刻な合併症として残ることもあるのです。

ムーニー つわりについて

まとめ

どうだったでしょうか?

今回は悪阻(つわり)の重すぎる妻について書きました。

これからは楽しい新婚生活が始まる!と思いきや、妻が妊娠悪阻になってしまった。

人生色んなことがあるもんですね。

今は、無事に出産することができ、楽しく暮らしています。

しかしまぁ、本当に、つわりを舐めてはいけないですね。

実家や兄弟が近くにいる場合はそちらに頼ることも、手だと思います。

重い人は本当に大変なんだと理解していただけたら嬉しいです。

軽いつわりだったとしても手伝ってあげて下さいね。

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